LAF UP BLOG

2018.2.28

自動化バンザイ

 ランドロイド。
 
 自動で洗濯物をたたんでくれる、夢のような家電。テレビやネットでみたことある、という方もおられるかと思います。

 先日、このランドロイドを開発したセブン・ドリーマーズ・ラボラトリー株式会社の阪根社長の話を聴く機会に恵まれました。ランドロイドの実物を見るのは初めてでしたが、想像していたよりもスタイリッシュで、とてもオシャレな箪笥という印象。一番下の引き出しに洗濯物を入れ、真ん中にあるダイヤルをまわすと、たたみ作業が始まります。種類別やサイズ別の仕分けも自動でできるそうです。
 
 いまのところ、1枚たたむのに10~15分かかりますが、近い将来の目標は5分。また、販売については現在予約受付中で価格は185万円ですが、こちらもいずれは20万円で売りたいと話されていました。
 
 重量が150kgあるとか、ボタンのついたシャツのようなものはたためないとか、他にもこれから改善されていくことがいくつかあるかとは思います。しかし、私はこのランドロイドは本当に素晴らしいイノベーションだと思います。
 
 川上から川下まで、アパレル業界には全自動でできることがわりと限られていて、世の中の技術が進化しても人の手に頼らざるを得ないことがたくさんあります。「服をたたむ」の自動化もこれまでは実現されませんでした。ところが阪根社長は、業界とはまったく関係のない生活者の視点で、ひとつひとつ大きさの違うものを機械がたたんで仕分けしてくれた便利だろうというシンプルな発想で商品化にこぎつけました。
 
 ランドロイドはあくまで家庭での手間を省いて時間を創出したいという思いからつくられたものではあります。しかし、このデビューをきっかけに検品や値札つけ、風合いや着心地の確認など、衣料品の生産現場でこれまでは「人間じゃなきゃできない」と思われてきたことが、どんどん自動化されていくきっかけになったら面白いなと思います。